添田選手の2回戦はマトセビッチとの対戦です。マトセビッチは一回戦で話題のキルギオスを倒しました。
寺地コーチのもとでコートへの対応策としてスライスを有効に使うこととスライスへの対応 そしてサーブのコースなどのデータもインプット。
3-0とリードを奪い 4-1で相手のサーブゲーム 30-40とブレークポイントを奪いますがそこをセーブされてしまいます。
そこからは今度は添田選手がブレークされてしまい その後のマトセビッチのサーブゲームもロングゲームとなりましたがキープ 4オールとなりました。
いや どちらかというとマトセビッチがフォアハンドをミスしてプレッシャーを感じていたとは思いますが それでもサーブゲームをしっかりキープして流れをつかんだと思います。
スライスを使い相手に低い打点から打ち上げさせてそこをしとめる作戦。
また マトセビッチのバックハンドはスピンの量が少なく弾道が低いので 低い打点からは丁寧なプレースメントとなります。
バックハンドのスピンボールを使える添田選手のほうが有利に進めているようですが
その後の攻めでミスが出てしまう時もありました。
また マトセビッチはフォアハンドのミスショットが出たり お互いに主導権を握れないままゲームが進みます。
添田選手は攻めを継続しようとするのですが 逆襲のショットもあり
まさに一進一退の展開
最終的にはブレーク合戦のセカンドセット
1回のキープの添田選手に2回キープしたマトセビッチが勝利しました。
もう1,2ポイント多くとっていたら
ゲームの主導権がきたかもしれない 本当にマッチポイントをとるまでどちらが勝ってもおかしくないゲーム内容でした。