勢いのあるボールで次第にゲームを有利に進めています。
マレーシアオープンリポート
錦織 VS マトセビッチ
添田との対戦で見せた粘り強さを発揮できません。
やはりストロークの伸びが違うのか コントロールしきれていないというか
選手自身が感じるところでしょうが 押されているのを感じているのでしょう。
それでもサービスゲームをキープしてゲームを運びますが
錦織のサーブゲームにリターンが合いません
それは130kmのセカンドサーブに対してもミスをしてしまい
ファーストでも180km台に対しても反応が遅れている感じです。
まさに第一シードのオーラに負けているような感じで 心がここに無いような・・・
やはり
ストローク戦でこういった形でとらされていれば
お手上げ!
って プロはこういったしぐさはしないんですが
本当に無意識に出てしまったと思います。
開始早々にすでに心が折れてます。
これは圧倒してますね・・・。
今回のドローはそういった意味では面白みがあったように思います。
マトセビッチはキリオスに勝ち
これは 他の選手だったらキリオスに勢いを感じで良いプレーができ無そうなところを
普段と同じプレー いや これ以上集中したゲームはあったでしょうか?
と いうくらいの良いプレーが見れました。
添田 VS マトセビッチでは ギリギリの攻防 心の戦いとなりそこでの勝利がマトセビッチにとってこのトーナメントの決勝戦だったように思います。つまり錦織との戦いは「優勝商品」だったと
もしも添田が勝ち上がっていれば 錦織はやりにくかったと思います。
当然 もしも キリオスが初戦で勝っていれば 添田選手は200kmのファーストサーブに押され セカンドサーブを叩き込まれ フォアハンドで押し切られるような展開があったかもしれません。
と いうことで
トーナメントのその試合だけでなく その前の勝ち方などを見れるのはとても参考になります。
はい こうやって 押し込まれても
逆転でエースを取り返しますので
マトセビッチもお手上げなのも分かります。
スーパーショット!!
もう 心がここにないような 頑張ろうと口では言ってますが もう帰りたいといのが本音かもしれません
錦織の一方的な試合となりました。
握手でももう 尊敬の念がたっぷりと
戦績がこうも相手の心理を変えるものなんですね。
本当に錦織の快勝でした。