[ATP250 マレーシアオープン]
準決勝 グルビス対ベネトゥー
最初にスコアからですが6-4、6-4でベネトゥーが勝ちました。
どちらのセットも第9ゲームでグルビスのサービスをベネトゥーがブレークしました。
不思議なことにデュースも1回だけで、スコアを見ると競ったギリギリの試合のようですが、ベネトゥーが 本当に淡々とゲームを進め、判断、予測もともに良く、地味な感じですがしっかりとキープを続けての勝利です。
グルビスはボールが、カメラが、声援が・・・と、ひっきりなしに文句を言っており、試合の緊張感というもの、勝ちたいという気持ちがいまひとつ感じられませんでした。
メンタルが不十分なのは本人も分かっていることでしょう。とにかく集中すればショットは凄いので、なんとももったいないところです。
勝ったベネトゥーは、このインドアと、サーフェスにぴったりとマッチしています。オールラウンドなプレーで、ライジングの高い打点からフラットで打ち込むのが持ち味です。
低いボールは丁寧にいって スピンやスライスが中途半端にくるのを待ちます。これを今回完璧にこなせています。
テニスはこうやってやるのかと思わせる「教科書」プレーです。
決勝はどんな戦いになるのか楽しみですね。
三和テニスアカデミー 金子稔
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